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穀類・イモ類などに多いレジスタントスターチ

レジスタントスターチは、不溶性でありながら大腸に届いて腸内環境を改善する水溶性食物繊維と同じ性質を併せ持っています。
これまでに明らかになっている効果は、便のかさましと整腸作用で、食物繊維と同様に便通を良くする効果が有用です。
注目は抗肥満、抗メタボ作用になります。
エネルギー消費量を増やすとともに脂肪燃焼を促進し、腹部の脂肪を減少させることができます。
食後の血糖値の上昇を緩やかにして、血糖値を下げるインスリンの効きを良くする働きもあります。
レジスタントスターチは、でんぷんを多く含む食材、穀類やイモ類、豆類などから摂取可能です。
一般に、調理で減少しますが、焼いたり、揚げたりすると減少を抑えられます。
調理後に保存すれば、でんぷんが劣化して、レジスタントスターチが増えます。
蒸して冷やしたジャガイモには、100gあたり5.8gの含有量ですが、焼いて冷やすと19.2gになります。
ほかにも、焼きソラマメや揚げたピーナッツ、サツマイモを使用した焼き芋、ゆで大豆、うどんなどに多いです。

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